鳥取大学工学部 電気情報系学科
工学専攻 情報エレクトロニクスコース
工学研究科

Electrical Engineering and Computer Science

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「教育プログラム」の紹介

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教育プログラムの特色

電気電子工学プログラム

暮らしを支える「電気」の基礎から応用までを学ぶ

電気電子工学プログラムでは、電子デバイスやパワーエレクトロニクスに重点を置き、主に物理・物性、半導体・材料、電気・電子回路、電力等の学問を学ぶことにより、将来これらを駆使して情報社会の基盤機器の開発設計に携われる人材になることを目指します。具体的には、まず統計力学、電磁気学、量子力学等、電気電子現象の基礎となる物理を学びます。また、半導体、電気電子材料等、ハードウェアを支える電子材料や、電気回路、電子回路等、電子デバイスをシステム化する回路理論について学習します。さらに、電気機器、電力等、パワーエレクトロニクスについても学習します。卒業後は、大学院進学や電気関連(電機、電子デバイス、電力等の分野)の他、情報通信・製造業における技術者・研究者として活躍することが期待されます。

[2022年度入学生は16人選択]

コンピュータサイエンスプログラム

情報化社会を担うコンピュータの仕組みと利用法を学ぶ

コンピュータサイエンスプログラムでは、計算機科学や知識メディアに重点を置き、主に計算機、ソフトウェア、知識処理、通信等の学問を学び、計算機の仕組みを理解した上で、ソフトウェア技術を知識処理に活用して情報社会の発展に寄与できる人材になることを目指します。具体的には、まず論理回路、計算機構成論等、計算機の仕組みについて学びます。また、データ構造とアルゴリズム、ソフトウェア工学、並列・分散プログラミング等、計算機を活用するためのソフトウェア技術について学びます。さらに、データベースと情報検索、画像情報処理等、ソフトウェア技術を知識処理に活用する方法について学びます。卒業後は、大学院進学や情報通信(ソフトウェア、通信等の分野)の他、電気・製造業における技術者・研究者として活躍することが期待されます。

[2022年度入学生は60人選択]

電子情報制御システムプログラム

人・環境を取り巻く情報を処理・制御する方法を学ぶ

電子情報制御システムプログラムでは、システム制御や情報通信に重点を置き、主に電気・電子回路、制御、ロボット、通信、信号処理等の学問を学び、これらに関わる専門知識を活用して情報システムの開発設計分野で活躍できる人材になることを目指します。具体的にはまず、論理回路、電気回路、電子回路等、システム制御の基礎となる回路理論を学びます。また、制御工学、ロボット制御工学等のシステム制御の理論や、情報理論、信号処理工学、通信・信号処理に関わる理論を学びます。さらに、数値計算法、データ構造とアルゴリズム、組み込みシステム等、システム開発に役立つ学問についても学びます。卒業後は、大学院進学や情報通信・電気・製造業(通信、システム制御分野を含む)における技術者・研究者として活躍することが期待されます。

[2022年度入学生は46人選択]

医工学プログラム

電気情報系分野の技術を基盤とした医学と工学の融合技術を学ぶ

医工学プログラムでは、電気情報系分野の技術を軸足とした上で医工学を理解することに重点を置き、主に医療機器に利用されている電気情報系分野の技術を幅広く学ぶことで、医療機器開発で求められる工学的ニーズや課題を理解し、異分野融合領域である医工学分野で活躍できる人材になることを目指します。具体的には、まず論理回路、電気回路、電子回路、制御工学、計算機構成論等、回路の基礎やシステム制御に関わる理論を学びます。電気情報系分野の基礎を学んだ上で、人体の構造と機能、健康と生体情報、生命科学概論等の医学の基礎について学び、さらに医学部付属病院での体験実習である医工融合実践プロジェクト等により、医工連携に必要な知識と経験を深めます。卒業後は大学院進学や医工学だけに限らず、電気・製造業における技術者・研究者として活躍することが期待されます。

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TOPIC

新装した計算機実習室で実践のフィールドへ

電気情報系学科内の計算機実習室を新装しました。新しい教育や研究に広く活用されることが期待されます。最新の機材を使い、プログラミングの基本・応用を学びます。また、中学生、高校生、一般を対象としたプログラミング体験教室は計算機実習室で開催されたり、幅広い教育に活用されています。